明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

穏やかで、暖かい新年を迎え、心からお祝いを申し上げます。

 

とはいえ、世界に目を向けると、ウクライナではロシアによる空爆が続いており、平和は保てていません。

悲しい現実があります。

 

私は、第二次世界大戦を経験し、米空軍の焼夷弾による爆撃の中を必死の思いで逃げ延びたことを、ついこの前の出来事のように覚えています。

 

現在の日本は、参戦や戦争の恐怖はなく、平和な時代が続いています。

この幸せを噛み締め、戦争の無い平和の存続を、強く心しなければならないと思います。

また、これを、現在の若い人たちに伝える義務があるものと考えています・・・・

 

 定年を迎えてから、もう30年近くが経ってしまいました。

スポーツクラブで体を動かし、健康維持に努める毎日ですが、戦後の食糧難の頃には考えられなかった幸せです・・・・

 

同年次の高校時代の仲間と、近くのレストランで、春夏秋冬に食事会をするようになってから大分経ちますが、今年も続けられることに喜びと感謝を忘れることはできません・・・・

 

しかし、始まりがあれば必ず終わりもあ良いことが継続している間は、これを大切にし、幸せが少しでも長く続くよう、努力しなければなりません。

 

「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶ唄方は、かつ消えかつ結びて、久しくとどまるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し・・・・・」

高校で学んだ古文、鴨長明 方丈記の一説が思い出されます・・・・

大学受験のための古文は苦痛でしたが、今思い出される古文には、情緒や趣といった素晴らしいものが感じ取れます。

 

末筆ながら、皆様方にとって、今年が良い年でありますように・・・