新緑の候 / 数々の思い出と共に

 連休が始まり、庭の木々が緑やピンクに輝く季節になりました。

近所の散歩道の雑草も咲き乱れ、散歩を楽しませてくれます。

我が家の庭にも、柿の木とつつじが花を咲かせました。

毎年訪れるこの季節ですが、何時も、新しい新鮮な感覚を与えてくれます。

 

 

新緑に映える庭の柿の木

 

 

淡いピンクに輝く庭のつつじ

 

 定期的に届けられる「ジパング倶楽部」が届きました。今月は、世界遺産登録20周年になる「熊野古道を歩こう」が特集です。

発心門王子(ほっしんもんおおじ)、水呑王子(みずのみおおじ)、伏拝王子(ふしおがみおうじ)、熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)を回る約7キロ、歩行時間約3時間の旅です。

以下は、その説明文の引用です・・・・

 

  発心門王子は、仏の道に帰依(きえ)しようという心が発する入口としての意味を持ち、かつては大きな鳥居と社殿がありました。ここを訪れた時の感動を詠んだ藤原定家の歌碑も建てられています。

水呑王子は、平安時代末期に祀られたとされる王子社で、当初は「内水飲(うちみずいん)」と呼ばれました。小学校跡地の片隅に、紀州藩主が寄進したという緑泥片岩(りょうでいへんがん)の石碑と共に、腰痛地蔵が祀られています。

 伏拝王子は、中辺路を歩いてきた参拝者が熊野本宮大社の大斎原(旧社地)を初めて拝める場所。その光景に感激してひれ伏したことが名前の由来とも。春から夏にかけては茶屋が営業します。

熊野本宮大社は全国に4700社以上あるとされる熊野神社総本宮です。

もとは熊野川沿いの大斎原に丈・中・下の社殿群が立ち並んでいましたが、明治期の大水害時に残った上四社(3棟)を現在地に遷座したもの。

 

 最近は、腰痛の発症などもあり、旅行もままなりませんが、旅行記や旅行案内などを見て楽しんでいます。

熊野古道中辺路のある和歌山県田辺市熊野古道伊勢路のある三重県熊野市は、私にとっては、馴染みの少ない場所です。

それだけに、そこに、何か特別な魅力を感じる場所でもあります。

 

 何故か、以前、ヨーロッパ旅行の時に出会った、JR和歌山駅前で花屋さんを営んでいるという夫妻の事を思い出しました。

機会があれば、是非、訪れたい場所でもあります。